毎日履くものだから定期的なお手入れを。
革靴やサンダルなどの履物は割と季節感に左右されるものですが、一年を通して履くことが出来るスニーカーはそれらに比べて重宝されることが多いです。
僕自身、最も履く機会が多いのはスニーカーです。
毎日のように履くので自分では気づきにくいのですが、意外と汚れが付いてしまっていて、スニーカーが持つ本来の良さが発揮できていないことがあると思います。
そんなことに気づいて以来、僕がスニーカーの汚れを落とすために使っているモノがあるので今回紹介してみたいと思います。
JASON MARKK(ジェイソンマーク) 4 OZ. PREMIUM KIT
今回紹介するのはJASON MARKK(ジェイソンマーク)というメーカーのクリーナーです。
ジェイソンマークのクリーナーはスニーカー好きの間では有名なものだそうで、とにかく汚れがよく落ちるということで僕も使ってみることにしました。
ソリューション(クリーナー)の他にブラシも付属しているので、初めてスニーカーの手入れをしてみる人にはおすすめです。
ジェイソンマークの使用用途と使い方
ジェイソンマークのクリーナーはキャンバスやナイロンはもちろん、レザーやスウェードなど様々な材質の汚れを落とすことができます。
(※レザーやスウェードなどのデリケートな材質の場合、付属のブラシを使うと傷めてしまうそうなので別の専用ブラシを用意する必要があります)
なのでいろんな種類の靴に対して、これ一本で済むのでとても便利です。
使い方は本体パッケージにも記されていますが、以下のように作業します。
- ブラシを水に浸す
- 適量のソリューション(クリーナー)をブラシに付ける
- ブラシを再び水に浸す
- 泡立てながら汚れ部分をブラッシングする
- 適当な布で汚れ部分を拭き取る
汚れ具合などに応じて1〜5の工程を1〜5回繰り返します。
すべての工程が終了したら自然乾燥で手入れが完了です。
後述しますが、材質によって汚れの落ち具合が違うのですが、5回ほど繰り返したらかなり汚れが落ちると考えて良いと思います。
VANS OLD SKOOL(オールドスクール)に使ってみる
今回、ジェイソンマークのクリーナーで汚れを落としたのが、バンズのオールドスクールというスニーカーです。
普段使う頻度が多く、ロードバイクに乗る時にも履くので中々タフに使っている一足です。
そんな使い方をしているせいもあって、特につま先のアッパーやミッドソールに汚れが目立っていることが写真を見ると分かると思います。
(汚れが目立つまで放おっておいたのは手入れが面倒だっただけで、ブログを書くためにわざと手入れをしなかったわけではありません。。。)
特に汚れが目立っていた部分をピックアップ
はじめにつま先のアッパーと呼ばれる部分です。
オールドスクールのアッパーはスウェード素材が使われているのですが、全体的に白く汚れてしまっていることが分かると思います。
次もつま先で、ミッドソールと呼ばれる部分です。
つま先は他の部分に比べて汚れやすいかと思われます。
その上、僕はロードバイクに乗るときに履いているので、チェーンなどに触れてしまう機会が多く、特に汚れが目立ってしまいます。
これはかかとの部分で、特にミッドソールの部分が汚れています。
せっかくのVANSロゴがくすんでしまって台無しになってしまっています。
かかとはつま先に比べて履いているときには目立ちにくい部分ではありますが、しっかりとキレイにしておきたいですね。
最後にアウトソール、つまり靴底です。
この部分は常に地面に接するので、汚れるのは当たり前で、キレイにしても仕方ありませんが参考程度に一応ブラッシングしてみました。
オールドスクールにジェイソンマークを使ってみた結果
これがオールドスクールにジェイソンマークを使って汚れを落とした後の全体像です。
(ちなみに使い方で説明した工程を1回だけ行いました。)
いかがでしょうか?
ぱっと見ではかなり汚れが落ちてスッキリした印象になったではないでしょうか。
さらに上記でピックアップした部分について見ていきましょう。
はじめにアッパーですが、全体に広がっていた白い汚れがキレイに落ちてスウェード本来の良さが取り戻せていると思います。
次につま先のミッドソールですが、特に頑固な汚れに関しては1回では取り切れなかったものの、本来の白さが少し戻った印象です。
かかとのミッドソールに関しても同様の結果になりました。
しかし、ミッドソールに関しては共通して汚れが落ちにくい結果となったので、満足行くまで汚れを落とすためには何回か繰り返す必要があると思います。
最後にアウトソールですが、汚れが落ちたことが分かりにくい結果となりました。
前提でも挙げたようにそもそもアウトソールは汚れるのが当たり前の部分ですし、履いていてまず目立つことの無いところなので、相当なこだわりがない場合は汚れを落とさなくてもいいかもしれません。
なお、繰り返しますが今回の結果は一連の工程を1回だけ行ったものなので、靴の使用頻度や汚れ具合に合わせて汚れ落としの工程を繰り返すとよいと思います。
ただ、1回でこれだけ汚れが落ちるので、ジェイソンマークの凄さが伝わるかと思います。
まとめ
自慢気に紹介してきましたが、実は僕がスニーカーを手入れし始めたのはつい最近だったりします。
それまでは汚れてしまっても消耗品だと割り切って履きつぶしていたのですが、スニーカーに少し興味を持つようになって、複数のスニーカーを並行して履くようになってから考え方が変わりました。
1足ごとに愛着が湧くようになって、キレイで本来の良さを保ちつつ履いていたいと思うようになりました。
そう思うようになってからスニーカーの手入れを調べるようになって、汚れ落としを含むメンテナンスを定期的にするようになりました。
足元って意外と見ている人は見ているところだったりするので気を抜かず手入れをしておくと一目置かれるかもしれません。
何よりもお気に入りの靴をキレイな状態で履いていると気持ちが晴れやかになるので些細なことかもしれませんが少し手を加えてやると生活のクオリティが向上します!