2019年のGWは最大10日間という超大型連休、またその間に平成から令和に変わったこともあり、世の中の転換点でありつつ自分を見つめ直し、今後のことを考えられる良い時間が作れました。
そんな今年のGW、僕はというとそのほとんどの時間を実家で過ごしました。
基本的には、普段一人暮らししているときよりも羽根を伸ばしてくつろいでいたのですが、最後の週末に割と弾丸で岐阜県の郡上八幡と下呂に日帰り旅行に行ってきました。
旅行に行ったときは意識的に写真を撮って記録を残しておこうといつも思うのですが、改まって見返すことはこれまで多くはありませんでした。
しかし、今は自分のブログを持っているので、せっかくだし写真に一言添えながら記録してみようかなと思って、この記事を書くことにしました。
自分の中で初めての試みで、どんな感じに仕上がるかわかりませんがつらつらと綴っていきたいと思います。
いつもとはまた違った自然を感じられた街、郡上八幡
この日の最初の目的地は岐阜県、郡上市の郡上八幡と呼ばれる地区でした。
僕自身、名前は聞いたことのある場所ではあるものの、実際に行ったことはない土地で、あまり知識としては持ち合わせていないところでした。
なんとなく自然に囲まれたのどかなところなんだろうなというくらいの想像で向かったのですが、その予想は半分正解で、もう半分は良い意味で予想を裏切る結果となりました。
僕は普段、長野県という全国的に見てもかなり自然に囲まれた土地で暮らしているので、そういった景色には慣れていて、自然豊かな土地はほとんど大差なく感じられるものだと思っていました。
実際、車の窓越しから見た景色はいつも長野県で見る感じと同じだなと思ってしまいました。
しかし、車から降りて街を歩いていると同じように見えていた景色が全然違うように感じられて、とても新鮮な感情が湧いてきました。
写真と文章では伝えられる限界があると思うのですが、一言で言うと「空気感」が違うように感じました。
その空気感の違いが何なのか、自分なりに考えてみると、その街がもつ歴史的なバックグラウンドや住んでいる人の違いが影響しているのかな、と思ってみたりもしました。
しかし、しばらくするとそれを考えることは野暮で、その空気感を何も考えずに感じるだけで良いのでは無いかという結論に自然とたどり着いていました。
お昼ご飯は山菜定食、郷土料理 大八で
GWも終盤ではありましたが、店はどこも行列で賑わっていました。
そんな中でなんとか入れた「郷土料理 大八」という郷土料理屋で食べた山菜定食がとても美味しかったです。
普段山菜というのはなかなか口にする機会がないので、せっかくだし食べておこうという気持ちで注文したのですがこれがとてもしっくり来ました。
山菜はそれぞれ独特のクセのある味がするのですが、それらが美味しく感られるようになったことから、自分も歳をとったんだなと感じました。
店の雰囲気もとても良く、この日はなかなか気温が高かったのですが、昔ながらの造りで店内は冷房が効いて無いにも関わらず、とても涼しかったです。
お客さんの中には常連さんと思われる方もいて、店の方と談笑されている雰囲気もとても心地よく感じました。
食後のデザートは明宝ジェラートで
お昼ご飯を食べたあとは、街を散策しながら友人が事前に調べておいてくれた、「明宝ジェラート 郡上八幡店」に向かいました。
店の前にはたくさんの人が並んでいて、とても人気があることが伺えて、食べる前から期待感が膨らみました。
僕がチョイスした味は、人気ナンバーワンの「ふるさとミルク」と「ピスタチオ」。
濃厚ながらスッキリとした味わいで、暑くて疲れた体に染み渡って、心身ともにリフレッシュできました。
▷ 明宝ジェラート
ザ・温泉街、下呂という街
郡上八幡を堪能したあとは、第二の目的地「下呂」に向かいました。
下呂という街は、旅館やお土産屋さん、飲み屋街があったりと、いわゆる王道の温泉街という雰囲気の街並みでした。
下呂に流れる「飛騨川」をしばらく眺めていましたが、この景色もさっきまで居た郡上八幡のものとは違って見えて、下呂でしか見ることができない特有のもので、また空気感が違うことも感じられました。
下呂では街を散策する中で「温泉卵」を食べたり、当然1日の疲れを癒やすために温泉にも入ったのですが、あまりにも夢中になっていてそこらへんの写真は取れていませんでした。。。
でもこうやってその時のことを思い出しながら文章を書いていると、その景色や何を思っていたかが割と鮮明に頭の中に描き出されるので、印象的な記憶は頭に定着しやすいんだなと感じます。
(次回からはもっと意識的に写真に収めることにします)
この日最後の締めとして、岐阜県が誇る「飛騨牛」を贅沢に使った「飛騨牛ラーメン」を食べて下呂をあとにしました。
岐阜日帰り旅行のまとめ
この1日を通して、その土地ごとに特有の空気感があってそれらは一見すると同じに見えるんだけど、実際にその土地に行ってみると違いがはっきりと感じられることや、違う土地に行ってみると普段は思いもしないような思考や感性が研ぎ澄まされることを学べました。
何よりも、この歳になっても一緒に旅行に行けて、同じ景色や食べ物を共有できる友人がいることに感謝して、これからもずっと続けていきたいと強く思うようになりました。
旅行に行くことは計画や予定のすり合わせなど億劫になる部分も当然あるのですが、それ以上に得られるものが必ずたくさんあると思うので、これからも積極的に旅がしてみたいと感じました。
また、こうやって旅の記録をブログという形で残すことは、自分の中でかなり意義のあることだと今回書いてみて強く感じたので、これからの人生これも習慣化していきたいなと思います。